太鼓館 西園寺穂純
プライベートルーム

西園寺穂純の新居浜太鼓祭り回想録昭和56年特別(2)

 

 

山端入り

 

 

●川東名物の大名行列は山端自治会館横の空き地に進みます。先着の山端、本郷及び町の3台は広場北側の川沿いスペース東側に据えます。据えた位置から川越しに各太鼓台の入場を待ちます。山端太鼓台は続いてやって来る各太鼓台に対し、川を挟んだポジションで棒を水平にして軽く房を割りホスト太鼓台としての歓迎の意を示します。本郷と町は棒を下ろしたまま知らん顔です。多喜浜・神郷の5台は広場に止めます。写真は入場時の様子です。手前に田之上、左に東浜、田之上に隠れて新田です。

 

 

 

 

●田之上が入ると残るは宇高と澤津の登場です。ここからが山端入りでの最も面白いところです。宇高がやって来ると「待ってました」とばかりに町が棒を上げ揺すります。(普通)宇高は完全無視で通り過ぎます。町は棒を下ろします。次に澤津が来ると今度は本郷が「こっちの番じゃ」と揺すります。すると(普通)澤津は揺すり返します。ここで川を挟んで本郷澤津の揺すり合戦が展開されます。(普通)これはお約束のデモンストレーションみたいなものですが、喧嘩など撲滅されたのかと思われた当時にあってはもうそれだけでもワクワクしました。写真の法被衆の目線もどうも左側を向いていますね。

 

●ここで(普通)としたのは、このころ大概の年がそうであったという記憶でしたが、この昭和56年もそうだったのかは確定しません。

 

●山端入りを終えた太鼓台群は一路八旛神社を目指します。澤津、宇高、町、本郷、山端、田之上、松神子、新田、東浜及び阿島の並びです。今から思うと随分危険な隣りあわせもありますね。

 

 

(020506新規上梓)
(020818
体裁変更)

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