太鼓館 西園寺穂純
プライベートルーム
西園寺穂純の新居浜太鼓祭り回想録(33)

平成23年 16(日)17(月)18(火) 

●ビデオ観戦記です。

●江口は重旗を夏祭りで見せた金糸縫いタイプのものに変えてくるのではないかと心配していましたが、伝統の白抜きタイプでのお目見えでした。萩生東は括りの巻き布と幕の貫きを紫色に変えていました。萩生西も紫だが、西のそれは薄紫、東のは濃紫です。萩生本郷同士仲良くしようという意思表示なのでしょうか。飾り幕自体の新調は一枚も無かったようです。天幕の図柄変更もありませんでした。

●以下に、今年の新居浜太鼓祭りについての西園寺穂純の感想を記すことにします。

●開催日については、上部が土日開催を強行したことは結果的にも精神的にも大失敗だったと思います。多くの反対意見の中を何故これ程までに土日開催に執着しなければならなかったのでしょうか。表面上は関与できないものの行政(新居浜市)と商工関係者はこれを支持しているように見え、行政のうち警察(愛媛県警)は十分な警備ができないとして反対、神社関係は大反対という図式の中、上部運営委には何処からか何かしらの圧力がかかっていたのではないかと感じます。

●萩生西、岸之下両太鼓台の除名については、世論が完全に両太鼓台側について、中萩委や上部運営委はケチョンケチョンのパーにこきおろされました。当然と言えば当然の結果でもありますが、そうなったにはきっと深い深い訳があるのでしょう。ここにも圧力の大きさを感じるのですが、余りにも結果が悪すぎました。18日萩岡神社の神幸祭に両太鼓台は見事な運行を行い、奇しくも決してかき手不足ではなかったことを世に明らかにしました。上部運営委はかき手不足以外の理由を探さなければならなくなりました。表向きイベントが盛大に行えないなどという理由ではいけないことは委員らも熟知しているはずです。

●さて、その満身創痍で臨んだ上部最大のイベント山根グランドでしたが、退場時に、僅かに会場外エリアではありますが、心配されていたケンカが発生してしまいました。まさに、弱り目に祟り目とはこのことです。このケンカが大いに噂されていることを知らなかったのではないでしょうが、噂があったのであればこそ、各種の防止対策を講じようと思えば講じられたのではないか、数年前の反省点を生かせなかったのかと思うと残念至極であります。今後ここで統一行動をする場合は、グランド内では一切車輪を与えないという対策を採らざるを得ないと思いますが、果たしてそれだけで良いのか、よく原因を究明し対策を実行していただきたいと思います。

●また、関与した太鼓台については、尋常では考えにくい罰金と尋常では考えられない運行停止期間が設定されているとも聞きます。決めごとですから守らなければならないものと思いますが、それにしても3年とか5年という運行停止期間は長すぎるのではないでしょうか。もともとケンカ防止のための抑止力としての設定だったと思いますが、復帰の抑止力になっているとしたら運営委としても本意ではないでしょう。関与太鼓台には大いに反省をしてもらわなければならないことに異論はありませんが、太鼓台自体は運行しないものの別の形での祭礼参加、飾り太鼓、自部落限定運行など復帰のためのプログラムを年々考慮して見守ってあげるという役目が、今の運営委に大いに求められています。

●川東多喜浜駅前統一行動については、一昨年に新居浜太鼓祭りケンカ史に残る有名なケンカをした2台の太鼓台のリターンマッチがあるのではないかと大いに噂されました。また、通行止めにしている設定時間内に会場を明け渡さないと次年度以降絶対に道路使用許可が出ないというギリギリの条件下での統一行動したが、両運営委の良く考えられた諸種の策が功を奏し何とかなりました。しかし、極端にかき夫が少なくかきくらべの体をなしていない太鼓台もありありました。来年以降もここで統一行動が出来ますように期待します。

●川東西部地区のケンカについても、事前に噂のあった組み合わせのうちの1つでした。しかし、場所が弁財天公園で勃発するとは予想出来ませんでした。あるとしても場所は山端広場かきくらべ会場か、最終日宮入前八旛東西だと思っていました。当の浮島はどこでもやる気まんまん、宇高はやる気なしの雰囲気だったと思いますが、聞くところによると、浮島の挑発に宇高がいとも簡単に乗ってしまったようです。宇高が弁財天エリアではなく広い場所での対戦を望んだのは、平成9年のことが頭を過ぎったのでしょうか。しかし、あの程度でケガ人を出してはいけません。そもそも2日目からケンカをしてはいけません。

●18日は途中経過を全く知らないまま過ごし、午後3時半ぐらいに当日初めて情報端末を触ると、中須賀大敗の情報が入ってきました。続いて中須賀、大江が運営協から除名されたことも知りました。初めて白状いたしますが、私は川西では中須賀の隠れファンなのです。縁があるわけではありませんが、飾りの美しさが抜群だからです。今回は少し悔しい思いもしますが、相手が大江ならば我慢も出来ようというものです。何回やられてもわき目も振らず一直線。良いじゃないですか、再来年にもチャンスはある。

●中須賀、大江の除名については、何とも今年は除名ばやりだったと思いますが、これとて運営協の警察向けパフォーマンスではなかったかと感じます。解熱後は、両太鼓台に現運営協が頭を下げて復帰を乞うか、両太鼓台が新運営委を構築し余の太鼓台がこちらに追随する形になるのではないでしょうか。

●アカガネマリンミュージックフェスティバルについてはコメントしないようにしようと思っていましたが、最後に一言だけ申し上げたい。やっぱり水樹奈々は素晴らしい。龍市長さん、とろとろしていると奈々さんを中村県知事に取られてしまいますよ。新居浜太鼓祭りの土日開催は諦め、代わりに新民謡「ちょおうさじゃ」を水樹奈々に歌ってもらって新居浜太鼓祭りをPRしよう。

●テレビ報道によりますと、水樹奈々さんは本年大晦日のNHK紅白歌合戦に出場が決定したとのことです。おっ、これはチャンスカードです。奈々さん、紅白のステージでちょうおうさじゃと言って貰えませんか。また、新聞によりますと、長野、元船木の両太鼓台は5年間運行停止、浮島、宇高、大江及び中須賀の各太鼓台は翌年の運行停止が決定したそうです。

(231105新規上梓)
(231203追記上梓)

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