太鼓館 西園寺穂純
プライベートルーム
西園寺穂純の新居浜太鼓祭り回想録(33)

平成23年 16(日)17(月)18(火) 

●今年の祭りは開催前から荒れ模様だった。上部運営委が市民の多数意見に耳を貸さず土日開催を強行してしまったのである。ここまでなら仕方ないかもしれないが、こともあろうに本来の神幸祭の日に神輿に供奉しようとした萩生西と岸之下太鼓台を除名してしまったという。果たして15日は新居浜太鼓祭りといえるのかどうか、そんな不安を抱きながらの開催となった。もともとの問題に加え、更に怪しい噂も耳にする。

●15日の土曜日は弱雨模様である。さて山根グランドは開催されるのか。だめで元々と思いとにかく行ってみることにした。松山をお昼前に出たが、氷見や西条が祭りなので国道の渋滞も考えられるので海岸回りで行く。そういえば山根グランドには永いこと行ったことがない。最後は平成7年か、すると16年ぶりになる。その時、車で行って出るのに大難儀した覚えがあるので、絶対に11号線より上に車を置かないことにする。結局、新居浜駅近くの有料駐車場に置くことになった。歩いて行こうと思っていたが、新居浜駅からシャトルバスが出ているという。発車する駅南口には長蛇の列だが並んで10分ぐらいでバスが来た。長田交差点から上は交通規制になっていてスイスイ進行する。乗って10分くらいで終点の貯水場広場に着く。何とも楽チンだ。しかも無料とくればこれに限る。

●雨は落ちてはいない。角野・泉川、中萩に続き船木が入って17台の入場である。続いて地区別の演技、見せ場は中萩と船木の寄せだが、中萩は4台寄せ。4台回しが見事だった。船木は5台寄せだったが、今ひとつ息が合わない。

●本部席に中村愛媛県知事と龍市長が来ていて御披露があった。ここで西園寺穂純は痛恨のミスを犯してしまった。何とそこには鬼才水樹奈々も観覧していたそうなのだ。ずっと本部席にへばりついていれば良かった。生涯もう二度とこんなに接近することもないだろうにと思うと悔しさが滲む。石段に上がってみた。もう40年ぶりぐらいになろうか、実に良く見える。 

●船木の退場シーンとなった。結果は御存じのとおり、グランドを出たところで元船木と長野の対戦となった。怪しい噂どおりになった。救急車が4台に消防車が1台着た。わずか数分の対戦だったと思うがそれ程けが人が出たのか。第二戦はないのか、気になっていたが、皆お帰りモードだったので、帰路を選ぶ。第二戦もあったそうだ。帰りもシャトルバスにしたが、帰路先に太鼓台が入っていて遅々として進まない。同じ道を30分以上かかった。

(続く)

(231024新規上梓)

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