太鼓館 西園寺穂純
プライベートルーム
西園寺穂純の新居浜太鼓祭り回想録(32)

平成22年 16(土)17(日)18(月) 

●ビデオ観戦記です。岸之下太鼓台の特殊法被が粋なものに変更されていました。

●中日、工場前では、江口が久保田に一方的に持って行き久保田は引いたままでした。次に西町が大江に、西原が新須賀に持って行き、落車のまま2組が同時に対戦する珍なる光景となりましたが、2対2のタッグマッチではなく1対1が2組でした。新須賀太鼓台が法被を橙色に変えてきました。これで新居浜小校区の太鼓台は法被と象徴色とがすべて合致することになり分かり易くなりました。 

●楽日、中須賀海岸では、中須賀と大江がかなり激しくぶつかっています。2輪でなくても橇だけあれだけ走るのかと感心させられます。昨今の文明の進歩には目を瞠るとともに、ついていけない感もあります。良く研究されたのでしょう。

●ビデオ以外の情報ですが、東浜太鼓台が大島入りをしたそうです。何と素晴らしいことでしょう。

●上部の日程は如何だったでしょうか。最良の土日月の開催をわざわざ金土日に変更したことは理解しがたいのです。上部の運営団体はかき夫確保という名目を掲げたようですが、土日月では本当に太鼓台の運行が出来ないほどかき手が足りないのでしょうか。とてもそういう風には見えませんでしたが、仮にそうであったとしても、安易な運行日程変更、それも神社祭礼の実態を伴わないものを行ってはいけません。

●祭礼最終日が平日ならば必ず市立の学校は休みになります。本当ならば学校に行かなければならない日に学校が休みになる。しかも太鼓台が出ている。これぞ非日常、祭りの楽しみの真髄であります。祭りは学校が休みになる。とても嬉しい。これが新居浜の子供に染みつき、祭りイコール嬉しい楽しいの思いを抱きつつ成長し、やがて青年となりかき手となるのです。この先人から受け継いできた自然にかき手を育てる祭り休みシステムを何故放棄するのか。かき手不足と言いながら、かき手を減らすようなことをしている張本人は上部の運営団体ではないのか。目先の利益を追わず長い目で見ていくべきだと思います。

●さて来年ですが、川東西部地区は3台復帰して8台祭りが復活します。西に陣する高津の太鼓、東に陣する垣生の太鼓、是非8台揃っての宮入りを見たいものです。

(221103新規上梓)

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