太鼓館 西園寺穂純
プライベートルーム
西園寺穂純の新居浜太鼓祭り回想録(32)

平成22年 16(土)17(日)18(月) 

●今年は日程が良い。祭り3日間が土日月に当たるのが新居浜太鼓祭りにとって最良の日程である。学校ならば、土曜は午前中まで、日曜日は当然休み、そして最終日もエキストラ休みなのである。さて、川東西部地区は澤津、町、本郷の横綱大関クラスが軒並み運休で残り5台で八旛祭りを支えなければならない。

●残る5台のうちの1台、松乃木太鼓台の特殊法被がどこかおかしい。色目は普通法被と同じ臙脂小豆海老茶色だが、何と裾模様が波なのだ。澤津の波とも全くの同一模様でもないようだ。更に背文字が「祭」、これは浮島1台垣生3台が意識して絶対に変えない一種の強情っぱりのシンボルである。松乃木の特殊法被といえば、澤津ばりの豪華金背文字のそれを持ちながら、いとも簡単にいかにも作りの安っぽい仕着せ法被を着用した意味が分かりにくい。それに、指揮者は自前の松乃木鉢巻きを鉢に巻きつつも澤津の鉢巻きを襟に巻き、澤津仲良し空気を発散しまっくっている。 

●また、松乃木は括りの巻き布を臙脂から白に変えてきた。ますます中須賀モードだが、これはこの方が良い。括りの黒に臙脂では輪郭がぼやけていたが、白を用いることによってくっきりして実に美しい。これからは町、浮島とともに白グループに加入し統一歩調をとることの意思表示なのか、単なる中須賀被れなのかは知る由もないが、先ずは目出度しめでたしである。

●八旛統一氏詣りは、今年から表現が変わっていたが、今年こそは統一であった。宇高に人が多かった。境内で山端は、宇高、東雲とは棒合わせをスルーし、松乃木と1回合わせただけだった。松乃木子供太鼓台は八旛神社に姿を見せなかった。

●中日午前中は、河川敷公園までの高津路をくねくね。現在では唯一の大名行列雰囲気が楽しめるアワーである。宇高路から東雲路、松の木入りと豪華な経路だが、写真に収めるには此処ぐらいしかなかった。高津保育園入り口(旧酔龍交差点)東側から撮影した。宇高太鼓台のズボンが良く揃っている。

●河川敷公園は5台の入場だったがやはり寂しい。かき競べは山端が余裕の優勝だった。これで良い。

(221018予告上梓)
(221023本編上梓)
(221031本編上梓)

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