太鼓館 西園寺穂純
プライベートルーム
西園寺穂純の新居浜太鼓祭り回想録(29b)

平成19年 16(火)17(水)18(木)

●初日、本当は仕事ではなく私用です。正午にある人と逢わなければなりません。新居浜を午前10時ぐらいに出ればこれに間に合うのは確実で、上手く行けば八旛神社統一氏参りぐらいは見えるかも知れませんが、まあ今年は潔く諦めましょう。情報の頼りはインターネット掲示板です。

●情報によると、午前中は無事進行したものの、午後になって多喜浜駅前広場に白浜が待機し、川東商店街江の口側に宇高が太鼓を据えて睥睨中とのこと。しかし、間に警察車両が割って入っており鉢合わせは回避される見込みでした。ところが、何たることかその警察車両が排除され、駅坂の途中で交戦したとのことです。

●駅坂と言えば、一昨日、土居祭りを見物に行った帰りに写真も撮ってあったあの場所です。まさかの言葉が頭を過ぎります。一昨日も感じましたが、どう考えても太鼓のケンカの場合、坂上が有利で坂下は不利です。先に坂上に陣取ったのは白浜の作戦でしょうか。駅付近でのケンカを知り尽くした、とは言っても昭和40年代半ばまでですが、その経験値が生かされているような気がします。流石です。ケンカの詳細はまだ知りません。そして、ここへ持って来る宇高も凄い。戦況は後日じっくりDVDででも見たいと思います。

●しかし、警察は何をしているのでしょうか。初日からケンカをさせてしまうと他地区や翌日以降も荒れてしまうのは必至です。ケンカするなら最終日午後と相場は決まっているのです。絶対に初日からさせてはいけなかったのです。警察黒星。

●中日17日は、午前中に市制70周年記念統一太鼓寄せが河川敷左岸であって、昼のTVニュースでも出ていました。事故、ケンカのことは言っていませんでしたのでイベント然とした平和な状況で進行した模様です。かきくらべ最優秀は川東西部の澤津太鼓台だったようです。もうひとつ差しくらべ部門では久保田が優勝とのことでした。

●統一寄せ終了後の午後3時ごろ、川西は泉池町内で大江西町が激突したのは夕方のニュースで知りました。このケンカでは延長棒や鋼材などが特殊装備され何か殺伐としたものを感じました。このケンカは十分に予想され、警察にはその情報も入っていたと思われますところ、特装中にケンカを阻止する方策は採れなかったのでしょうか。警察黒星2つ目。

●夕刻6時、私は家に帰ってインターネット中継を食い入るように見つめていました。パソコンの画面の小さな画像は、松乃木が駅から下がる際に東浜に持っていくような絵を捉えました。阿島や下郷も除けてケンカ道を作ってあげていましたが双方引きました。

●楽日18日は、何と幻の名人対決カード澤津本郷の対戦があったようです。場所はお馴染みの元エビスセンター前、時は午後3時過ぎの宮入り前、すべての好条件が揃っています。もちろん役者も超一流。やはりケンカはこうでないといけません。待ちに待った二輪での黄金伝説は、昭和42年以来何と40年ぶりの対戦ではないかと思います。時も場所もポジションも全く同じです。40年前はここでケンカした後、宮入りしても再度ケンカになり、町と山端も巻き込んで2対2のタッグマッチになったのを思い出しました。

●経過は分かりませんが、結果は知っております。対戦中に澤津の太鼓が割られたそうです。しかし、澤津の取組み前の立ち振舞いや対戦中の安全配慮それに勝負後の引き際などケンカの手本として見習うべき箇所が多く、破れはしましたが大勢の太鼓ファンに感動を与え、一段と男をあげたというネット評です。この現場に立ち会うことが出来なかったことが残念でなりません。

●来年は澤津・宇高・本郷が運休になってしまいます。町は帰って来ると思いますが、5台のうち老舗は町と山端だけです。果たして祭りが成立するのでしょうか。本部落2台とも欠場の高津はどうすればいいのですか。

(本稿は未定稿です。ビデオ等確認の後加筆することがあります。)

(191021単発上梓)

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