太鼓館 西園寺穂純
プライベートルーム
西園寺穂純の新居浜太鼓祭り回想録(28a)

平成18年 16(月)17(火)18(水)

●中日です。午前中は河川敷ですが、統一行動は下原バス停三叉路からです。太鼓台群はここから宇高路へ入ります。宇高自治会館前では宇高太鼓台の法被を着た人も出て全ての太鼓台に拍手でのお出迎えです。自粛する太鼓台の法被には違和感もありますが、微笑ましくもありました。

●太鼓台の列は更に東雲方面へ進みます。新居浜東高では体操服姿の女子高生群が門扉にへばりついてキャーキャー言っています。にっこりする舁き夫たちに、最低でもあと一世代間は新居浜太鼓祭りが健在であることを実感しました。

●次に、列は北進して松の木入りです。たまもタクシー交差点から松の木自治会館までの飲食店が並ぶ小路はとりわけ狭く太鼓台運行の風情を感じる場所です。いい感じで通過して、自治会館前での御華&花束です。

●河川敷では例年どおりのコースで入場しましたが、澤津だけがすんなり入ったものの後は苦戦です。舁き競べも澤津が抜群の強さを見せました。優勝は澤津でしたが、場内での発表はありませんでした。「競べ」と名乗っておきながら会場内で結果発表をしないのはじれったさが残ります。

●例年ならば本郷が落としたところで宇高に向けるのですが、今年は音なしです。ますます今年は平和運行だなと思いました。

●午後は、何故かリーガ前に居りました。口屋太鼓台を見分するためです。昨日は遠くからだけでしたが、今日は目近で見ることが出来ました。近くで見ると縫いそのものはなかなかの出来ではないかという気がしてきました。しかし、乳の符号の模様文字と縁取りには随分違和感があります。

●統一行動そのものは、会場内は特設有料観覧席が設けられ、敷地内には一般客は一切入れないという川西らしくない趣向でしたが、結果は散々だったと思います。北側の観覧席が壁になってしまって会場内が全然見えません。南からも太鼓が邪魔になって演技の太鼓台が見えません。太鼓台を見に来たのに隔してはいけない一線を隔され臨場感を奪われた感じがします。太鼓台の行動だけが有する独特の雰囲気と言いますかどきどきワクワク感が全然ありません。

●新居浜太鼓祭りは、舁き夫と観客、する者と見る者が文字通り渾然一体となって祭りを造り上げているのです。これこそが新居浜太鼓祭り最大の魅力なのです。

(181123  単発上梓)
(181217書き直し上梓)

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